ちょうりょう

ちょうりょう
I
ちょうりょう【張良】
(1)(?-前168) 中国, 前漢初期の政治家。 字(アザナ)は子房。 韓の人。 韓が秦に滅ぼされると, 始皇帝暗殺を企図したが失敗。 のち, 黄石公から太公望の兵法書を授けられ, 漢の高祖を助けて秦を滅ぼし, 漢の建国に尽くした。 統一後, 留侯に封ぜられた。
(2)能の一。 五番目物。 観世信光作。 漢の高祖の臣張良が黄石公から兵法を授けられた故事を仕立てたもの。 張良はワキが演じ, ワキ方の特に重い習い物とされる。
II
ちょうりょう【張陵】
中国, 後漢末の道士。 道教の源流とされる五斗米道(ゴトベイドウ)(天師道)の創始者。 蜀の鵠鳴山で修行して符書を著す。 後世, 天師と称された。 張道陵。 生没年未詳。
III
ちょうりょう【跳梁】
(1)おどりはねること。 はねまわること。

「少年が早や手を振り頭(カシラ)を昂(ア)げて舞躍し~するのが見へる/良人の自白(尚江)」

(2)反徒悪人などが勢力を伸ばし, 好き放題なふるまいをすること。

「賊徒が~する」「~をほしいままにする」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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